多くのご要望を頂いていた比較機能やレポート機能 (Beta) などを追加した GaitForce v1.2.0 をリリースしました。

新しいタイムライン
解析結果のアニメーションを再生したり、フレームを操作したりするためのインタフェースが新しくなりました。

タイムライン上に左右の足の接触状態が表現されており、歩行状態を直観的に理解することができます。 また、黄色い枠として表示されているタイムレンジを調整すると、着目したい時間範囲のみをアニメーション再生し、 グラフプロットすることができます。 歩数が多い場合や、歩行速度が安定している範囲のみを分析したい場合に役立ちます。
比較機能の追加
複数の解析結果を1つの画面に同時に表示して、比較できるようになりました。 各データを並べて表示したり、半透明のモデルを重ねて表示したりできます。 データごとに色分けして表示されるため、視覚的な動作比較が簡単に行えます。 治療前後の比較や、被験者同士の比較などに役立ちます。

3D表示設定の追加
3Dの骨格モデル表示で、身体重心の表示/非表示を切り替えたり、重心の軌道を描画したりすることが可能になりました。
また、骨格モデルを半透明で描画、スティックピクチャーで描画することもできます。 
ユーザーガイドの刷新
ユーザーガイドを従来のPDFから、ウェブページ形式にリニューアルしました。 GaitForceの中に同梱されており、必要なときにすぐに参照することができます。 インターネット接続のないオフライン環境でもご覧いただけます。
レポート機能 (Beta)
歩行計測の結果から代表的な指標を算出し、表やグラフにまとめたレポートを自動で作成する機能を追加しました。 印刷可能なPDF形式で保存することができます。 どのような情報を記載するかは、ユーザーが設定することができます。 また、ユーザーが定義したレポート構成を保存して、再利用することができます。 この機能はBETA版であり、実験的な要素を含んでいます。 臨床現場で役立つ情報となるよう継続的に改善する予定です。

その他
- グラフの正負をバイオメカニクス分野の慣習に従ったものに変更しました。設定で従来のスタイルに戻すことができます。
- データをエクスポートする際、動画ファイルに加え、キャリブレーションファイル (.toml) や解析結果ファイル (.abd) も保存されるようになりました。
- GaitForce起動時の安定性が改善しました。(起動時に画面全体が白くなってしまう等の問題が解決しました。)
- 画面デザインを一部変更しました。
今後も継続的に精度改善や役立つ機能の開発を進めてまいります。
今後のアップデート予定
- 解析対象の時間範囲を指定できる機能
- Gait cycle による正規化機能
- 任意の時刻にラベル付けをしてCSVを出力できる機能
- 正常歩行との比較機能
- レポート機能の改善(経時比較や解説の追加など)
開発状況により、リリース予定が変更になる可能性がございます。ご了承ください。